このブログを始めた時に丁度「ハンニバル・ライジング」を観たので、初めに(忘れないうちに)感想を書こうと決めていたのですが、いわゆる「レビュー」「レポート」を書くのが私は苦手でして、ギャス君の近況とか、最新情報とか、写真を探しているうちに、すっかり忘れていたのでした。
そしてギャス君の公式Myspaceで彼自身がハンニバルライジングの酷評を紹介していたので、それに合わせつつ、ちょっと感想を述べてみようかなーと思いました(長いですのであしからず)
Bad review of Hannibal Rising
僕は、自分の出た映画についての評論は決して読むべきではない、と言われてきました。なぜなら、そのほとんどが、最初から最後まで悪評で、映画について何一ついい事がないからです。
僕が言えるのは、もし僕の演じたハンニバル・ライジングが、みんなの期待に添えなかったものだったなら、申し訳ないです。チケットを買って劇場に足を運んでくれた人々に比べれば、評論家達が言うことは僕にとっては重要ではありません。僕の努力が映画を見る為のあなたの時間とお金に見合う事を望みます。
サポートしてくれて、ありがとう。
Gaspard Ulliel : 18 Mar 2007
By Fareed Ben-Youssef
Princetonian Arts Writer
若いハンニバル・レクターをフランスの新人、Gaspard Ullielが挑戦した。ベテラン俳優が 卑劣で圧倒的な脅威を持つ「ハンニバルは人食い」という魅力を注入してきたが、新しい映画「ハンニバル・ライジング」はレクターの魅力そのものを忘れたようだ。結果として、スリラーとしては滑稽なものになった。
目に余るほどの「人食い」の人物描写がハンニバルの創造者、Thomas Harrisによって書かれたという事が特に驚かされる。しかしながらHarrisは滑稽なプロットを支持し、彼のハンニバル物語の為にいつもながらのパロメーターを入れた。
「ハンニバルライジング」はサスペンスではなく、復習劇である。レクターの最初の犠牲者はとても不快なので、観衆はそれらの末路、運命を気にすることがない。。その為、映画は本当の緊張感を持たず、ただ退屈さだけが引き出される。
さらに悪いことは、せっかくレクターの過去の話を描く機会を与えられたのに、、Harrisは肖像や偶像のキャラクターを豊かにすることばかりだ。レクターがなぜ”料理”することに愛着を持ったのかは「ついで」に答えられる程度で、その代わりどうやってハンニバルが「サムライ」になったのかの詳細に入ってしまう。
そしてギャス君の公式Myspaceで彼自身がハンニバルライジングの酷評を紹介していたので、それに合わせつつ、ちょっと感想を述べてみようかなーと思いました(長いですのであしからず)
Bad review of Hannibal Rising
僕は、自分の出た映画についての評論は決して読むべきではない、と言われてきました。なぜなら、そのほとんどが、最初から最後まで悪評で、映画について何一ついい事がないからです。
僕が言えるのは、もし僕の演じたハンニバル・ライジングが、みんなの期待に添えなかったものだったなら、申し訳ないです。チケットを買って劇場に足を運んでくれた人々に比べれば、評論家達が言うことは僕にとっては重要ではありません。僕の努力が映画を見る為のあなたの時間とお金に見合う事を望みます。
サポートしてくれて、ありがとう。
Gaspard Ulliel : 18 Mar 2007
By Fareed Ben-Youssef
Princetonian Arts Writer
若いハンニバル・レクターをフランスの新人、Gaspard Ullielが挑戦した。ベテラン俳優が 卑劣で圧倒的な脅威を持つ「ハンニバルは人食い」という魅力を注入してきたが、新しい映画「ハンニバル・ライジング」はレクターの魅力そのものを忘れたようだ。結果として、スリラーとしては滑稽なものになった。
目に余るほどの「人食い」の人物描写がハンニバルの創造者、Thomas Harrisによって書かれたという事が特に驚かされる。しかしながらHarrisは滑稽なプロットを支持し、彼のハンニバル物語の為にいつもながらのパロメーターを入れた。
「ハンニバルライジング」はサスペンスではなく、復習劇である。レクターの最初の犠牲者はとても不快なので、観衆はそれらの末路、運命を気にすることがない。。その為、映画は本当の緊張感を持たず、ただ退屈さだけが引き出される。
さらに悪いことは、せっかくレクターの過去の話を描く機会を与えられたのに、、Harrisは肖像や偶像のキャラクターを豊かにすることばかりだ。レクターがなぜ”料理”することに愛着を持ったのかは「ついで」に答えられる程度で、その代わりどうやってハンニバルが「サムライ」になったのかの詳細に入ってしまう。
脚本がそんな状態でもろい為、役者のパフォーマンスを助ける事は出来ない。Ullielは前任者(Anthony Hopkins)のスクリーンの存在感を欠き、Hopkinsの魅力とカリスマ性を意味のない睨みとにやつきに取り替えた。その上悪いことは、彼はハンニバルのパロディに近いアクセントを重く付けられた言葉で話すことだ。実のところ、この俳優が持つ唯一の脅迫的な特徴は、彼の頬にある奇妙な傷跡だ。とはいえ、何よりもこれはUllielのレクターを昇進させるのには充分ではないが。
ハンニバル・ライジングは退屈だが、いくつかのサポーティングキャストは輝く。Gong Liは彼女のキャラクターに強さを与え、Ullielのパフォーマンスよりも効果的である。また、ハンニバルの妹を料理するRichard Brakeもよかった。彼のパフォーマンスで、観客はハンニバルの成り立ちを見る事が出来る。彼のキャラクターだけがこの映画の唯一の本当の驚きではあったが、彼はあいにく充分な使い方をされていなかった。
ハンニバル・ライジングは欠陥のある映画でいかに過去の話を精密に作らないかを呈したようなものだ。もしハンニバルについて修正したい人は代わりに「羊たちの沈黙」を借りよう。そっちの方が安いし、疑念もない、満足な満足な食事だろう。
source:dailyprincetonian.com
長くなってしまいました・・・・。
個人的にですが、映画としては別に平々凡々だったと思います。私はハンニバルシリーズが好きで、さぞかしレクターにはすっごい過去が!と思ってたのですが、まあ衝撃的、とまでは行かず。妹が食べられちゃうというのはとても残酷ですけれど、う~ん・・・。
今までのシリーズは確かにサスペンスで、ハラハラ不安を煽ったりした部分があったかと思うんだけど、今回は「復習一本」だったのが物足りなかったのかもしれません。ただ殺すだけだもんなあ。
でも、製作者の意図していたものが「今までのシリーズとは別物」であるとパンフには書いてあったので、そう捉えるのであれば、これはこれでいいんじゃない、という気もしました。
また、今までのハンニバルとは別物という理由からGaspradを起用したので、Anthony Hopkinsに似ても似つかないというのは別にいいかな、と。演技に関しては、比べるのも酷かな・・・っていうのは甘いのかな。どうなんだろう、Anthony Hopkinsが出す狂気とかはそりゃ無かったけど、美しい怖さはあったと思うし、ギャス君の演技は単純に良かったですけどね。Anthony Hopkinsのレクターと、ギャス君のレクターは違うんだし。
だから、ギャス君が心配するような「お金を払って、時間をつくってくれた人をがっかりさせたらごめんね」という気持ちは「何を言ってるんですか!」と申したいです。
早くDVDでもう一度みたいです!
ハンニバル・ライジングは退屈だが、いくつかのサポーティングキャストは輝く。Gong Liは彼女のキャラクターに強さを与え、Ullielのパフォーマンスよりも効果的である。また、ハンニバルの妹を料理するRichard Brakeもよかった。彼のパフォーマンスで、観客はハンニバルの成り立ちを見る事が出来る。彼のキャラクターだけがこの映画の唯一の本当の驚きではあったが、彼はあいにく充分な使い方をされていなかった。
ハンニバル・ライジングは欠陥のある映画でいかに過去の話を精密に作らないかを呈したようなものだ。もしハンニバルについて修正したい人は代わりに「羊たちの沈黙」を借りよう。そっちの方が安いし、疑念もない、満足な満足な食事だろう。
source:dailyprincetonian.com
長くなってしまいました・・・・。
個人的にですが、映画としては別に平々凡々だったと思います。私はハンニバルシリーズが好きで、さぞかしレクターにはすっごい過去が!と思ってたのですが、まあ衝撃的、とまでは行かず。妹が食べられちゃうというのはとても残酷ですけれど、う~ん・・・。
今までのシリーズは確かにサスペンスで、ハラハラ不安を煽ったりした部分があったかと思うんだけど、今回は「復習一本」だったのが物足りなかったのかもしれません。ただ殺すだけだもんなあ。
でも、製作者の意図していたものが「今までのシリーズとは別物」であるとパンフには書いてあったので、そう捉えるのであれば、これはこれでいいんじゃない、という気もしました。
また、今までのハンニバルとは別物という理由からGaspradを起用したので、Anthony Hopkinsに似ても似つかないというのは別にいいかな、と。演技に関しては、比べるのも酷かな・・・っていうのは甘いのかな。どうなんだろう、Anthony Hopkinsが出す狂気とかはそりゃ無かったけど、美しい怖さはあったと思うし、ギャス君の演技は単純に良かったですけどね。Anthony Hopkinsのレクターと、ギャス君のレクターは違うんだし。
だから、ギャス君が心配するような「お金を払って、時間をつくってくれた人をがっかりさせたらごめんね」という気持ちは「何を言ってるんですか!」と申したいです。
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